バレトン®︎とは、「ballet(バレエ)」と「tone(調整する)」という単語を合わせた言葉です。
フィットネス・バレエ・ヨガのメソッドを取り入れた動きを、音楽に合わせながら順番に繰り返します。難しい動きはなく、テンポよくノンストップで体を動かすため、たくさん汗をかくことができる有酸素系エクササイズです。
バレトンは「バレエ」という名前を冠していますが、バレエおよびフィットネスやヨガの知識や経験は全く必要ありません。
エイルのバレトンは、運動習慣のない方、体に痛みが出やすい方でも安心してレッスンを受けられる構成となっています。
現在はバレトンそのものの経験者が少なく、参加者がバレトンに慣れるまで、以下のようなレッスン構成で行います。
まず、フィットネス独自の動き(スクワット、ランジなど)を含んだ1連の振り付けを行います。これを「シークエンス」と呼びます。
音楽に合わせて、
①足の動きのみをゆっくり2回
②手の動作をつけてゆっくり2回
③早いテンポで8〜12回行います。
同じことをバレエの振り付け、ヨガの振り付けまで繰り返し行います。
フィットネスのシークエンス→バレエのシークエンス→ヨガのシークエンス
これらを連続して行う流れを「セグメント」と呼びます。
通常は3〜4セグメント(それぞれ違う種類)をノンストップで通します。
エイルのバレトンでは、みなさまの体力を考慮し、通常1レッスンの中で1〜2セグメント程度行います。
参加者の練度や体調、体の様子でセグメント数を調整します。
バレエに興味があっても、発表会に出るのは難しい、毎週何回も通えない、年齢的に今からでは難しいのではと思っている方へ!
シンプルバレエなら、レオタードいらず・発表会出演不要で、バレエの基礎を学ぶことができます。
小学生からシニアまで、未経験者大歓迎です。他のダンスなどの習い事の基礎を補強したい方にもおすすめです。
※レッスンレベル
初級クラス(小学校低学年)と同じくらい
ベーシッククラス(大人)よりやさしめ
バレエの動作には、体の仕組みを効率的に使うための知識が豊富に含まれています。
例えば、バレリーナ特有のつま先を外向きにする「アンディオール」という立ち方は、臀部の外旋筋・太ももの内転筋・ハムストリングスなどを使います。それらが鍛えられると、足が綺麗にまっすぐに見える効果があります。
バレエの簡単な基礎を少し体験するだけでも、体中の使ったことのない筋肉が目覚め、美しい立ち姿に導いてくれます。
バーを持ってレッスンを行います。バレエにおいてはウォームアップを目的に行うレッスンです。
アンディオールを保ちながらしゃがむ動作、つま先立ちの動作を行うことで、長くしなやかな筋肉を育てます。
バーを離して、フロアでレッスンを行います。
バーレッスンの内容を、センターで行うことでバランス力が鍛えられ、体幹の強さが養われます。
レッスンで必要な柔軟性、筋力をつけていきます。
きついトレーニングよりも、長く持続力のあるしなやかな筋肉をつけるためのトレーニングを行い
180度開脚が開くことよりも、不必要な筋の力を抜くようなストレッチを覚えていきましょう。
「筋トレ」と聞くと、「キツそう」「やり方がわからない」と感じる方が多いかと思います。
バレトレクラスの筋トレの目的は以下の通りです。
バレエを踊る上で使われる筋肉は、姿勢維持や、ハードな踊りを最後まで続けさせるような持久力がある、という特徴があります。
こういった役割の筋肉は大きいムキムキの筋肉ではなく、細く引き締まった形になりやすいのです。
また、ほとんどのトレーニングは大きなマシンなどを必要とせず、ご自宅で、寝そべられる床があればできます。トレーニングを補助するためにセラバンドやフォームローラーを使うこともあります。
バレリーナの筋トレメソッドを参考に筋トレをすれば、バレエを踊らない方も「姿勢が綺麗になる」「スタイルアップにつながる」「代謝が上がる」などの利点が期待できるのです。
バレエをするわけじゃないのに、体が硬くて何か困ることがあるの?と思いませんか?
子供の頃から体が硬くて…と柔軟に自信のない方は多いでしょう。
バレトレクラスのストレッチの目的は以下の通りです。
筋肉は力を込めるだけでなく、衝撃を和らげたり、手足をゆっくり動かしたり滑らかな動きを行う時も使います。
硬いままでは、歩く、走る、しゃがむなどの日常動作がやりづらくなり、また伸縮のしづらい筋肉は血流を阻害してしまいむくみや冷えを起こしたり、怪我をしやすくしてしまいます。
前屈をぺたんとつけるようになったり、180度開脚できるようになる必要はありません。
ただ少し、日常を過ごしやすくするために、ストレッチを取り入れてみましょう。